あなたのワンコは人間年齢だといくつ?

子犬の頃から犬を飼っていると、年老いてよぼよぼになったときの姿は、なかなか想像できないものです。特に初めて犬を飼う人の多くは、子犬の可愛い容姿に魅力を感じて犬を飼い始めます。しかし可愛い子犬の時代が永久には続かないという単純な事実に気づかないまま犬を飼うと、時として最悪な結末を迎えてしまうことがあります。

ペットショップで一目ぼれし、衝動的に犬を購入してしまった人が、実際に介護が必要な段階になると戸惑い、ペットに対して抱いていた愛情も薄れ、結果として捨て犬や殺処分という選択肢を採ってしまうという現実が一部にはあるのです。長らく一緒にいると、そこにいることが当たり前になり、夫婦の倦怠期のような感覚に陥ってしまうのかもしれません。

また、定年を迎えて時間に余裕の生まれた老夫婦が、巣立った子供の代わりとしてペットを飼うという状況がしばしば見られます。しかし犬の寿命は多くの場合10年以上です。犬が年老いて介護が必要になったとき、飼い主も70代になっているかもしれません。犬と人間との間における「老老介護」という現象も、今後無視できない社会問題として持ち上がってくるのも現実です。

初めて犬を飼う方や老後のコンパニオンとしてペットを飼う方は、ペットを飼わないこともまた愛情という愛犬家の基本姿勢を思い出し、「犬の老化」というものについて自分の中で完全に消化してから行動を決定して頂きたいと思います。

犬の寿命は人間よりはるかに短いです。同じ時間を過ごしても、人間の何倍ものスピードで年をとっていくのです。一般的に、犬の1年は人間の7年に相当すると言われています。実は、犬の年齢換算は単純に7倍すればいいのではなく、ワンコの種類や体格別の計算方法があるそうです。

一般的な目安として 小型犬なら9~13歳、中型犬なら9~11歳、 大型犬なら7~10歳、 超大型犬なら6~9歳くらいから老化現象が始まると考えられています。

【犬の年齢早見表】


〈0歳~2歳まで〉

小型犬:1年×12.5歳

中型犬:1年×10.5歳

大型犬:1年×9歳

〈3歳以降〉

〜小型犬〜

ミニチュアダックスフンド:1年×4.32歳

ボーダーテリア:1年×4.47歳

ラサ・アプソ:1年×4.49歳

シーズー:1年×4.78歳

ウィペット・ミディアム:1年×5.30歳

チワワ:1年×4.87歳

テリア:1年×4.96歳

ビーグル:1年×5.20歳

ミニチュア・シュナウザー:1年×5.46歳

コッカー・スパニエル:1年×5.55歳

キャバリア:1年×5.77歳

パグ:1年×5.95歳

フレンチブルドッグ:1年×7.65歳

〜中型犬〜

スパニエル:1年×5.46歳

ラブラドール・レトリバー:1年×5.74歳

ゴールデンレトリーバー:1年×5.74歳

ブル・テリア:1年×5.33歳

ブルドッグ:1年×13.42歳

〜大型犬〜

ジャーマン・シェパード:1年×7.84歳

ボクサー:1年×8.90歳

以上、同じ年齢でも小型・中型・大型では人間と比較したときに老化速度が違うことが、犬の年齢の特徴です。

チワワやトイプードル、マルチーズなどの愛玩犬と呼ばれる犬種は、比較的長生きできることが分かります。

犬は、地上で最も多様性のある哺乳動物だと言われています。体重だけで見ても、小さなものは3キロ、大きいものだと90キロにも及びます。また、小型犬はすぐに大人になり、つまり「成長期」が短いのです。逆に大型犬は、骨格が出来上がるまで2年以上かかるものもいるなど、種類によって成長のスピードも異なるのです。

犬の平均寿命は12歳~16歳程度と言われていて、犬用フードや医療技術の発達により、人間と同様に平均寿命がどんどん長くなってきています。また、犬の年齢というのは小型犬・中型犬・大型犬で大きく異るため注意が必要です。

あなたの愛犬の年齢は人間でいうと何歳になりますか?^ ^

犬の加齢速度は人間の比ではありません。たった十数年という短期間で老後を迎え、高齢犬となります。高齢になれば様々な病気のリスクも高まりますし、飼い始めの頃のように外へ連れ出して遊ぶということも難しくなってきます。これは、言い換えれば、「ぬいぐるみのように愛らしい状態は長くは続かない」ということです。最近ではクリスマスや誕生日などに、犬や猫をプレゼントとして贈る人も増えていますが、こうした安易な飼育はとても危険だということになります。可愛いからと衝動買い気味に犬を購入しても、その犬が高齢になって面倒を見切れなくなり、最悪な結果へと至ってしまう事例も後を絶ちません。犬の飼育の前には、必ず訪れる「犬の老後」についても、しっかりと理解した上で飼いましょう。

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