路上で死にかけていた子猫の命を救った勇気あるひと組の夫婦。

こちらは昨年の8月にニューヨーク・ブルックリンの路上で撮影された写真です。写真には1匹の野良の子猫がうつっていますが、彼女は立ち上がることもできないほど衰弱し、両目は重度の感染症を引き起こしている状態でした。通行人の多くは子猫の存在に気が付いていましたが、自ら行動を起こそうとする人はなかなか現れませんでした。

しかしそんな中、地元に住むウィルさん・ディヴィアさん夫妻は子猫の前で立ち止まり、優しく手を差し伸べたのです。当時、2人は自宅で6匹の猫を保護していましたが、目の前で苦しんでいる子猫を見捨てることは出来ませんでした。

子猫を自宅で保護した夫婦は、その後念のため子猫が見つかった場所へ戻りました。すると、今度は最初に見つかった子猫の弟妹と思われる2匹の子猫が近くで見つかったそうです。

「オスの子猫は両目が目ヤニで塞がり、メスの子猫はそんな彼を守るように側に寄り添っていました。どうやら、彼らはそれまでずっと支え合って生きていたようです。」

夫婦はこう話します。

「この子たちも助けを必要としている」

そう考えた夫婦は新たに見つかった2匹の子猫も保護することを決意しました。警戒心の強い2匹を捕獲することは容易ではありませんでしたが、夫婦は捕獲器を設置して辛抱強く待ち続け、なんとか両方の子猫を保護することに成功したそうです。

夫婦は最初に見つかった子猫を「マニ(♀)」、そして新たに見つかった2匹の子猫たちを「フェッティ(♂)」「ストーム(♀)」と名付け、その後も寝る間を惜しんで看護を続けました。

すると、3匹は奇跡的にも一命を取り留め、日に日に回復を遂げていったそうです。マニは手術により左目が摘出される結果となりましたが、術後は痛みから解放されて見違えるほど元気になりました。

夫婦の話によると、フェッティとストームは後日引き取り手が見つかり、現在は新しい家族のもとでのびのびと暮らしているそうです。一方、夫婦の飼い猫となったマニは、今でもたくさんの愛情を注がれています。

路上で死にかけていた3匹の子猫は、夫婦に救われ明るい未来への第一歩を踏み出しました。素敵な家族と暖かいお家を手に入れた彼らなら、きっとこの先も幸せ溢れる猫生を歩んでいくことでしょう。

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