TOKYO ZEROキャンペーン✖︎りぼんBOXプロジェクト

もう使わなくなったカバンや着なくなった洋服たち。捨ててもいいけどまだまだ使えるのにもったいないと思ったことはありませんか?いらなくなったブランド品で動物の命が救えるとしたらどうでしょう?とても素敵ですね。

“ブランド売るならブランディア♪” のCMでもお馴染みの宅配買取会社ブランディアが、『TOKYO ZERO』キャンペーンとタッグを組んで始めた 『りぼんBOXプロジェクト』が今話題となっています。

ブランディアでは、不要になったブランド物の服やカバンを買取るサービスをしています。買取可能なブランドは6000種類以上。利用は完全無料で、24時間いつでもネットから申し込むことができます。申し込みをすると自宅にダンボールが届くのですが、これが『りぼんBOX』です。

届いたりぼんBOXに不用品を入れ、ブランディアに送ると、りぼんBOX1箱毎に『人と動物が幸せに暮らすための社会の実現に向けた』ONE LOVEプロジェクトに500円が寄付されるのです。寄付金額は全てブランディアが負担します。もちろん、箱の中身はブランディアが厳正に査定して、査定金額をお支払いするので利用者には少しの損もありません。また、任意で全額寄付することもできます。なお、届いたりぼんBOXの中には、ブランド品を梱包する際に必要な緩衝材やテープなどが入っており、わざわざ用意する必要もありません。テープは犬猫のイラストが入ったかわいいテープで、余ったらもらうことができるちょっと嬉しい特典つきです。

このように、不要のブランド品を送るだけでちょっと良いことができてしまう、そしてあなたも企業も犬猫たちにもメリットがある、そんな素敵な企画がりぼんBOXプロジェクトなのです。

日本では現在、年間約17万頭近い犬と猫が全国の自治体で殺処分されています。この数値は年々減ってきていますが、まだまだとんでもなく多い数です。そんな中、2020年の東京五輪開催に向けて、まずは開催地である東京から「殺処分ゼロ」を実現しようと始まったのが『TOKYO ZEROキャンペーン』です。東京五輪が開催される2020年までに、不幸な犬や猫を「ゼロ」にし、まずは東京を世界にほこれる「動物福祉先進都市」とするために。

『TOKYO ZERO』では、3つのステップから殺処分ゼロを実現しようとしています。

1つ目は、生体販売における子犬・子猫の8週齢規制の早期実現です。現在、ペットショップなどで販売されている子犬や子猫は、早期に親元から離され、2か月齢にも満たない状態で店頭に並べられています。その理由は、現在の日本のペット市場では月齢が若ければ若いほどよく売れるからです。もちろん「小さい子犬のうちから育てたい」「子犬のかわいい時期をなるべく長く一緒に過ごしたい」といった消費者の気持ちもわかります。しかし、そのかわいさから衝動買いをしてしまったり、大きくなったからいらない、というような無責任な飼い主を増やしてしまう原因になってしまっているのも事実です。動物愛護先進国では常識である8週齢規制を、日本でも1日も早く実現しなければなりません。

2つ目は、捨てられた犬や猫たちのために、動物愛護センターをドイツの「ティアハイム」のような施設にすること。現在、保護された犬猫たちが収容される動物愛護センターは、飼い主が現れるまでの“期限付き”の居場所です。期限が来れば、飼い主が現れなかった犬猫たちは殺処分されてしまいます。動物愛護センターという名前の、動物の最終処分場であるのが日本の現状なのです。また、センターの収容所は冷たいコンクリートであり、犬猫の糞尿などで汚れ、とても快適な環境とは言えません。ドイツのティアハイムのような、捨てられてしまった犬や猫たちが「幸せに暮らしながら」新しい飼い主を待つことができる保護施設が日本にできれば、動物たちに二度と悲しい思いをさせなくて済むのではないでしょうか。

3つ目は、保護犬・保護猫との出会いを広めること。動物を飼いたいと思っている人たちがまず最初に思いつくのはやはりペットショップやブリーダーです。そこに、「保護犬」や「保護猫」という選択肢が加わったら、もっとたくさんの不幸な犬猫たちを救うことができるのではないでしょうか。現在、動物愛護センターに保護された犬猫の殺処分率は77%で、譲渡率はわずか14.84%ほどです。もっとたくさんの人に「保護犬」や「保護猫」の存在を知ってもらえれば、譲渡率を上げることができるかもしれません。

これら3つのステップで、東京での殺処分をゼロにできるようにたくさんのボランティアの方や著名人が日々奮闘しています。その取り組みの一つが、この『りぼんBOXプロジェクト』です。

日本では毎年、決して少なくない数の犬や猫が殺処分されています。多くは無責任な飼い主やブリーダーなどによって持ち込まれた何の罪もない動物たちです。平成25年の環境省が報告した犬猫の殺処分数はおよそ13万頭。5年前と比べると半分以下にまで減ってきていますが、それでも異常なほどの数字です。殺処分数を減らすためには、『TOKYO ZERO』が示したような様々な方法があります。その一つが『りぼんBOX』です。譲渡会や8週齢規則によってペットショップから犬や猫を飼う人は少なくなるかもしれません。しかし、一番大事なのは「日本にはこんな不幸な犬や猫がたくさんいる」という事実をより多くの人に知ってもらうことではないでしょうか。この『りぼんBOX』プロジェクトは動物愛護に関心のある人だけではなく、ただブランド品を売ろうと思ってブランディアのHPを見た人にもこの現状を知ってもらうことができるとても画期的なプロジェクトです。

このように、もともと関心がなかった人たちにも知ってもらうということが、今後不幸な犬や猫を減らす上でとても重要になってくるのではないでしょうか。ブランディアだけでなく、もっと多くの企業がこの活動に賛同し、活動してくれたら、『TOKYO ZERO』キャンペーンの実現も夢ではないのではないでしょうか。

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